POG2025-2026シーズンが始まる前にPOGの過去3年傾向をまとめました。
さらに、2025年に産駒がデビューする主な新種牡馬も紹介しています。
過去傾向から導いたPOG2025-2026の注目馬も記載しているので参考にしてください。
POGの過去3年傾向を分析
2歳~3歳の芝G1レースの3着までをまとめました。
血統や生産地などから傾向を紐解きます。
牝馬路線
阪神JF、桜花賞、オークスの過去3年の3着までの馬を記載しました。
血統面では、母か母父にサンデーサイレンスかキングカメハメハの血が入っています。
生産地はノーザンファームが圧倒的になっており、生まれ月は2月か3月が多いです。
キングカメハメハ系でもドゥラメンテ産駒の活躍が著しいですが、2025シーズンはドゥラメンテ産駒がいないため、困難といえます。
そのほかにも父ロベルト系はエピファネイアかモーリスのみです。
牡馬路線
牡馬路線は牝馬路線ほど偏りが少なくなっています。
それでもキングカメハメハ系とサンデーサイレンス系の血が入っている馬が強いです。
生産地はノーザンファームと社台ファームが多くなっており、生まれ月は牝馬と同じように2月、3月多い傾向といえます。
しかし、日本ダービーだけは4月、5月生まれの馬が強くなっており、キングカメハメハ系の血も入っていません。
日本ダービーはポイントが多いので、サンデーサイレンス系を重視することがおすすめです。また、母父はDanzig系とSadler’s Wells系が目立ちます。
POGの過去3年傾向まとめ
・牝馬はノーザンファーム生産馬
・牝馬は、父か母父がキングカメハメハ系かサンデーサイレンス系
・牝馬は、2月か3月生まれ
・牡馬は、ノーザンファームと社台ファーム生産馬
・牡馬は、サンデーサイレンス系とキングカメハメハ系が必須ではない
・牡馬も2月と3月生まれが多いが、日本ダービーは4月生まれ以降も活躍している
・牡馬の母父はDanzig系とSadler’s Wells系にも注目
2025年に産駒デビューする主な新種牡馬
2025年に産駒がデビューする種牡馬を紹介します。POGで注目されている種牡馬をピックアップしました。
コントレイル
無敗のクラシック三冠を達成した名馬。
ディープインパクトの後継種牡馬として期待されています。
コントレイル自体が完成されているだけに産駒がどのような走りを見せるか楽しみです。
ダノンスマッシュ
短距離路線で活躍した名馬。
マイルくらいまでの距離が良さそうだが母系は中距離もこなせる血統になっています。
母親次第ではクラシックの活躍も期待できる種牡馬です。
ダノンプレミアム
クラシック路線を賑わせた馬で、父はディープインパクトです。
母父はロベルト系で、母母はDanzig系が入っているので、日本競馬にはバッチリあっている種牡馬といえます。
キセキ
荒れている馬場の菊花賞を勝利しました。
ルーラーシップの後継種牡馬候補で期待されています。
キングカメハメハ系とディープインパクト系を持っている種牡馬なので配合相手によっては期待できます。
ベンバトル
イギリスで活躍した馬で、芝ダート共に適性のある種牡馬です。
ドバイターフを勝利していることから日本の馬場をこなす可能性が高いといえます。
ただし、日本競馬独特の切れ味が足りないので、そこを補填できれば活躍すること間違いないです。
POG2025-2026の注目馬5選
こちらでは、POG2025-2026の注目馬を紹介します。まだPOGを決めていない方は参考にしてください。
ヴァロンブローサ
生産地がノーザンファームのコントレイル産駒です。
母父にはガレリオになっており、母父サドラーズウェルズ系。
母母はシルヴァースカヤ(シルバーステートの母)なので、日本の馬場はピッタリだと思います。
カモンメーン
生産地がノーザンファームで馬主が藤田晋氏の注目馬です。
エピファネイア産駒で、母父がDanzig系になっています。
母系が海外で活躍しているので、それにエピファネイアが加わったことにより、かなり楽しみな血統です。
ブラックコーラル
ノーザンファーム生産のサンデーレーシングのキタサンブラック産駒です。
母父がクロフネで、クロスがキタサンブラックの持っているリファールのみになっています。
サンデーサイレンスのクロスがない分、気性面では問題ありません。
サンセリテ
ノーザンファーム生産でシルクレーシングの牝馬です。
コントレイル産駒で母父ストリートセンスになっており、マキャベリアンからのミスプロ系です。
半兄にディアスティマがいるので、早い時期から活躍も期待できます。
アッシズオブローズ
ノーザンファーム生産のサンデーレーシングの牝馬です。
アドマイヤマーズ産駒で母父がルーラーシップになっています。
アドマイヤマーズはダイワメジャーの後継種牡馬として期待されており、牝馬からの活躍馬を輩出すること間違いありません。
こちらの馬にも期待しましょう。
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